Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

9/22 (祝)BOAT HOUSE -Yokohama Cruise-

9/22(祝)は横浜でクルージング・ライブです。
前回同じ場所でやったときは、次の日が台風というコンディションでした。
空の様子がいつもと違う。雲間から差す光は神々しくさえあった。
しかし当日雨は降らず、異様な興奮状態のままライブが決行されました。

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今年も何かが起こる予感。
現段階では列島を覆い尽くすほどの予報円。誰も台風の行き先はわかりません。
予想外の何かがきっと起こる。様な気がする…

 

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9/22 (祝)BOAT HOUSE -Yokohama Cruise-
18:00 ~ 20:30
 会場:ROSE号
18:00 大桟橋ふ頭ビル前発着所から出航。
17:30から乗船受付をスタート。
限定予約制(※予約方法は下記参照)

極上のロケーションでHouse Musicを体感するボートパーティー ”BOAT HOUSE”。
満員のフロアとともに大盛況だったJicoo The Floating Barでの初開催に引き続き、横浜でのクルーズパーティーが開催決定!!

横浜・みなとみらいのロマンティックな夜景をバックに、月明かりと潮風をデッキで感じながらの至福のナイトクルージング。

Gourmand Music Recordingsを主宰するシカゴ在住フランス人DJ/プロデューサーJR From Dallasが出演決定! King Street Sounds(NY), Hed Kandi(UK)など世界の名門レーベルから数多くのSoulful House作品をリリースしワールドワイドに選曲活動を続けるNamyがJABBERLOOPのDAISUKE (sax)とコラボレーション!

そしてゲストLIVEには8月のJICOOに続いてJoiが出演決定!国内外での作品リリースやJoe Claussellとのコラボレーションでも知られる彼の魅惑のファルセットヴォイスとオーガニックなバンド・サウンドでフロアを美しく包み込みます。

極上のHouse Musicを海の上で♫

-2F Deck-

DJ :
JR from Dallas (from France)
Namy feat. Daisuke (sax / Jabberloop)
Akihiro Hama

LIVE :
Joi
Joi (vocal) / Winter Spencer (percussions) / Shintaro Kurihara (sax) / Tadashi Tsukada (guitar)  / ATSUKO (dj)

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-1F Lounge-
DJ :
Dr.DJ ATSUKO (COQDO RECORDS)
MAETA
Cray² a.k.a House☆Monkey
namAco
141

Fee :
前売: 4,500 yen
当日:  5,000 yen

チケット購入方法は2パターンあります。
1.各出演者が直接ご予約を承ります。
このBlogのコメント、メールフォームからでもOK。
当日受付にてお名前を言って頂いてチケット購入。
前売り料金でご乗船頂けます。
*代表者名&トータル人数をお知らせ下さい。
*メールの件名は「9/22予約」として下さい。
Facebookユーザーの方はFBメッセージを送って頂いてもOKです。

2.スマホ・PCによるオンライン購入
DMM.Eでのオンライン手続きになります。

event.dmm.com*チケット受け取りにはスマホアプリのインストールが必須となります。

Access :  
横浜・大桟橋ふ頭ビル前発着所
神奈川県横浜市中区海岸通り1-1大桟橋ふ頭ビル1F

【 Attention 】
※17:30から乗船受付をスタートして18:00出航です。
※雨天決行です(雨天時は船の1F Loungeにて開催)。ご予約のキャンセルは致しかねます。
※船内1Fにて有料クローク・サービス(300yen)がございます。
※飲食物のお持ち込みはお断りしております。
※ご参加による予期せぬ事故・不利益等への責任は負いかねます。
※周辺の駐車場は混雑が予想されます。会場へは公共の交通機関のご利用をおすすめします。
※台風などの荒天時はイベントを中止する場合がございます。

主催:Spirit Soul (PLAY TODAY Inc.)

感動ポルノ

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最近なんだか涙もろくなってきました。
リオオリンピックの日本選手は逆転での勝利が多かった。
そんな時は前後の文脈など関係なく鳥肌とともに涙が出ます。
その選手の努力をおもんばかったりして、ストーリーを補完しちゃう。

その反面、主人公がはじめから重い病気にかかっているとか、子供、動物の可哀想な話とかそういうのには白けた気持ちになってしまうようにもなりました。
そういうお手軽お涙ちょうだい話が多すぎて、食傷気味なんです。

毎年お馴染みの24時間テレビの裏で、天下の国営放送がスゴイ番組やってました。
タイトルは、バラバラ 検証!「障害者×感動」の方程式。

www.j-cast.com

この番組の中で紹介された言葉、感動ポルノ。
TEDで障害を持つスピーカーが、初めてこの言葉を使いました。
障害者への配慮によって、感動的な何かと結びつけるのではなく、健常者が自分より悪い状況の人は沢山いると安心する為の感動なのではないか。
そう述べています。

www.ted.com

悪天候の富士登山を下半身麻痺の少年にやらせる必要はないし、パーフェクトヒューマン等というこの場面では皮肉とも取れるタイトルの曲をダウン症の子供に踊らせる必要もない。

24時間テレビの一番の問題は、制作費が寄付よりも多いということ。
ということは利益は制作費よりも多いんでしょう。
チャリティーだからスポンサーは集まりやすいしね。
出演している芸能人には多額のギャラが支払われ、一部の芸能事務所が総合司会の大役をいつも独占している。

あ~スッキリしない。

障害者の90%は「感動ドキュメンタリー」が嫌いなんだというデータもあるそうです。

ただ、どんなに儲かっている人が裏にいたとしても、24時間テレビの募金が億単位になっているという事実はまぁあるわけです。
そうなると必要悪であると言えなくもない。

僕は見ていられない気持ちになるので見ません。
でも今回はレイパーの代役の顛末が見たくてスペシャルドラマだけ見ちゃった。
下世話だなぁ。

美談じゃない、絶対。

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少し前、那須高原家族旅行に行きました。
悪天候に見舞われ、その日は室内で楽しめることをしようという話になりました。
候補に挙がった一つが、テディーベア・ミュージアム
よくわからないのですが、とにかく大量のテディーベアが展示してある場所でした。
特に少女趣味もなく、これまでの人生でテディーベアに着目したことなどなかったので、まぁ新鮮ではありました。

しかし、展示の冒頭にあるテディーベアの由来を読んで愕然としました。

テディーベアとは第26代アメリカ大統領、セオドア・ルーズベルトの愛称、テディーから名づけられた名前で、とある美談的なものから生まれたのだそうです。
ある日ルーズベルトが趣味である狩猟に出掛けたが、獲物を仕留められなかった。
同行した他のハンターが追い込み、捕獲して木につないだ熊を撃って獲物にしてはと大統領に差し出したのを「スポーツマン精神に反する」と拒否し逃がしてやった。
これがワシントンポスト紙の記事となって評判になったというのです。

欧米にはスポーツハンティングという文化?があって、野生動物を殺すことを楽しみます。
現共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏の息子たちもハンティングを趣味にしており、罪もない野生動物を殺しまくっていますね。

www.dailyrecord.co.uk

この理不尽な殺戮に怒った有志の人がこんな動画を制作しました。

buzzmag.jp

人間以外の動物が殺生するのは、生きていくという崇高な目的のためだけです。
遊びでそんなことをするのはホントに人間だけでしょう。

natgeo.nikkeibp.co.jp

とにかくこのミュージアムの冒頭でこのエピソードを知ってから、かわいいはずのテディーベアが気持ち悪いものに思えて仕方なかった。

絶滅危惧種の多くはその原因が人間による密漁やこの狩猟文化が原因だったりします。
サイの角には薬としての効果は科学的に存在しません。
でも一部の人間は効果があると信じ込み、角を目当てにサイを殺しまくる。
どうしたらいいのさ。
物言わぬサイはただ黙って殺される。