Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

TryAngle PanicのNEWアルバムRec.


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TryAngle Panicというユニットに参加させてもらっています。
先日、彼らのNEWアルバムのレコーディングにも参加しました。
昔はインディーズとか自主制作なんていうと、そんなにいいイメージなかったけど、今は違う。
このダイバーシティの時代、個人や独立系でもやり方次第では多くの人に音楽を届けることが出来る。
クライアントがいるとか、レコード会社の意向がどうとか、所属事務の強い弱いとか、そういうのが個性をスポイルしている事例をたくさん知ると、この形での活動が一枚のアルバムとして日の目を見るのはホントに素晴らしい。

似ていないという事は、何にも変え難い事。
しかし、沢山の人から支持を得るには何かに似ている事は大事なこと。
ジャンルなんかはその際たるもので、音楽に簡単にソートをかけ、レッテルを貼ることで、同じジャンルが好きな人の注目を集めようと試みる。

 

もう似てなくて良くない?と腹はくくれないものか?
彼らはやってのけた。
それもとても自然な形で。

 

〇僕が考える誰かに似てないものの作り方。

マイペースこそが独立系の特権。
基本が家内制手工業だからじっくり制作に時間をかけられる。
しかし、時間がありすぎると人間堕落して、作ろうとしなくなる。
でも急かされるのは好きじゃない。
人気なんて出なくていいなどとも思っていない。
だから、ライブとかアルバム制作とか〆切を自らに課して活動を続ける。
誰かと比べない事に少しずつ慣れていくために、音楽を全く聞かない時期をつくったりする。
嫉妬とかやっかみからの開放を求める。
自分は自分であること、でしかないことを真新しく発見する。
そうやって何年か経つと、気付いたら内向きに深く掘り下げている事に気づく。
ふと見つける鉱脈。
まだ誰も見つけてない鉱脈。
さあ、掘るんだ!
見つけてもまだ焦らない。
汗一つかかない。
ようやく形に出来たらしめたもの。
出来なかったら振り出しにもどる。
そんな中でようやく一つの個性が産声を上げる。
もうなんか誰にも似てない音楽が出来あがる。

 

 

是非一度、TryAngle Panicのアルバムをじっくり聴くか、ライブに足を運んでください。
新しいのはいつできるんだろう。
Facebookに彼らのページがあるので、是非チェックしてみて。

  https://www.facebook.com/TryAnglePanic/

自作パソコン


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自作のパソコンを使っています。
なので、OSはWindowsです。
業界の人はほとんどMacを使っているのですが、Windowsでも音楽制作用のソフトウェアに困ることはありません。

一番のメリットは、環境をその時の自分に合わせて簡単に変更、増設できる点です。
自分で作るのでコストも低い。

デメリットはサポートは受けられないこと。
しかし、最近のパーツには相性問題などほとんどなく、ストレスなくあっさりと組み上がります。

その為パソコンの性能に関係ないケースなんかはもうずーっと長いこと同じ。
歴史の中で埋もれていった、フロッピーディスクやMOなんかはその都度取り外されていきました。
一応まだつけてますが、DVDなんかも最近はほとんど使わなくなりました。

パソコン、スマホは結局用途とスペックのバランスなんです。
Macの最大の弱点は選択肢が無いこと。
そこまでの高性能はいらないのに、選択肢が無いから高くても買っちゃう。
そして、最大の利点もまた、選択肢が無いこと。
みんなが同じの使ってりゃ、データがどんどんたまるから、トラブル回避が簡単。
前回の僕のBlog記事で言うところの「おま環」がほとんど無い。

仕事で使う時に、安定は最大のポイント。
人によってはたいした性能でもないのに高いと感じても、こんなハイスペックいらないよと感じてもみーんな同じの使う。

僕は安定環境を自分で作れる自信があるので、メインのデスクトップをMacにもどす事はありません。
でも、カスタマイズ性の低いラップトップはMacでもいいかな。
まぁ、スマホの高性能化でそれもいらないけど‥。

Spotifyに乗り換えました。

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ストリーミングで音楽を聴いています。

ずっとiPhoneだったので、Apple Musicを長く使っていました。

しかし、Androidに移行したと同時にGoogle Play Musicに乗り換えました。

これがスグレモノで、無料でもPCiTunesに入っている自分所有の音楽を、クラウド5万曲(だっけ?)くらい上げさせてくれて、それをどこからでも聴くことが出来る。


これが最高だったのですが、ある時からAndroid版のアプリのシークバーが使えなくなったのです。

こういうトラブルは基本ネット検索で解決するんですが、今回はそれも無理。
巨大掲示板で質問を投げても、「おま環」(おまかんと読む)という言葉を浴びせられるばかりでした。

※「おま環」とはおまえの環境でだけ起こる現象のことで、そんなの知らねーよを意味します。

Googleにも質問を投げましたが、担当者はどうもあまり詳しくないようで、たらい回しの挙句、よくわからないから一旦持ち帰らせてくれと言ったきり。

シークバーは自分がアップロードした曲には問題なく反応するのですが、有料で聞ける4000万曲には反応しない。

まぁ、無料でもクラウドは使えるし、また違うサービス使ってみようということになりました。

そして今回はSpotify

このアプリはとても安定しているし、J-Popが少なくて洋楽が多めというのも僕のニーズにはいい感じ。

ジャズもかなり充実しています。

歌モノの一部は歌詞まで表示されるのもすごい。

◯ャスラックの様に、作家に対して著作権の配分にグレーなところのあるサービスじゃなくて、再生回数や曲目もハッキリとしているから配分もクリアーなストリーミングサービス。

この形が究極なのかもしれないとも思いますが、反面アナログ・レコードの再発売のニュースなんかもあって面白い。

しばらくはこのSpotify使っていこうと思います。