Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

お命いただきます。

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息子の動物への関心が高まってきています。
おかげで図鑑も買ったし、フィギュアも買ったし、映画も観たし、YouTubeでの視聴も大分しました。
こんなに動物に触れることが出来たのは、ホントに息子のおかげです。
自分の中での動物に関しての、結論では無いですが思いみたいなものが芽生えました。

動物は全て本能に従って行動していて、自らの意思はほとんど無いんだなということです。

生きる術は全て自然に、それこそDNAから教えられている。
一説にあるように、氷河期の到来が恐竜を絶滅させたのはまさに自然な事なんですよね。
基本誰も悲しまないし、問題意識もない。
絶滅を防ぐなんて考えはみじんもない。
全ては自然の意思。

よく人間こそが地球にとっての病原菌みたいな意見がありますが、そうじゃない。
全ては人間の予想の範囲外。
もし病原菌なのだとしたら、それ自体が自然の意思。
自然破壊が起こって、人類が自滅してもそれが自然の意思。
人間は叡智を授けられたのだから、いろいろ気にしないで発展すればいいのかもしれない。

それか、自然の意思よりも人間の頭が良くなってしまったのかもしれない。(そんなはずは有るはずもないですが)ならば自然によって淘汰されるんでしょう。

「残酷」ってなに?ってある日息子にきかれました。
僕の方針として、自然なグロ映像は躊躇なく見せてしまいましょうというのがあります。
手前で喰っている肉は、動物を殺して喰っているんだと教えています。
なので、僕は「残酷」についてこう教えました。

ライオンがシマウマにかぶりつく姿は残酷なんだよ。
でもライオンはそうしないと死んでしまう。
残酷は生命のやり取り、自然なことなんだよと。

彼が意味を理解しているかどうかは今のところわかりません。
でもそれ以上聞いて来ないので説明はしません。

動物の映像はかなりグロいのがあるんです。
僕としては、小学校の必修授業として屠殺場の映像を見せるべきなんではないでしょうか、とも思います。
「いただきます」の本来の意味が「生命をいただきます」なのだとしたらですけどね。