Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

持ち上がる悩み

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僕は悩みをほとんど相談しませんし、相談されません。
中学生の頃、おせっかいな友達が恋愛相談にちょっと食い気味にのってくれたのが本当に懐かしい。
それ以降、悩みを誰かに打ち明けたりしたことあったかな?
あまりに相談しないと、悩みのない人だと思われたりします。
または、自信たっぷりな人間だと思われたり。

よく相談されるある人は、人の話をよく聞く人で、その人曰くほとんどの相談は相談になっていないとのことでした。
要は聞いてほしいだけなんだと。
誰かに聞いてもらうことでその相談は成仏すると。
あるいは答えは自ずから出ていて、ちょっと背中押して欲しいだけなんだと。
その場合、出ている答えと違うアドバイスでもしようもんなら逆ギレに至る場合もある。

厚切りジェイソンというアメリカ国籍のお笑い芸人の方がTwitterで一般人の悩みに答えています。
しかし、当の本人はほぼ悩まないんですと。
理論立てて物事を考えるのが子供のころから好きで、必ず自分なりの答えを見つけてきたと。それも瞬間的に即決で。

さらに先日はこんなツイートで話題になっていました。

grapee.jp
日本人は自分で考える習慣がないから、やりたいことが見つからない。

僕は悩まないような強い人間ではないけど、小学校の高学年くらいから、やりたいことはいつも明確だった。
人がやるとかやらないとかはあまり関係なかった。
だから一人で取り組む事も多かったし、そんなに寂しくもなかった。

子供の頃から日本人の同調圧力を強烈に感じました。
そんな時は自分語りを避け飄々としている事に徹しました。
目立つと叩かれますからね。
そんな風が自分の内面を作ってきたような気がしています。

ただ、皮肉なのは、自分が選んだ楽器が自己完結出来るピアノやギターではなく、一つしか音の出ないサックスだったということです。

この記事を書いている最中に更に新しい記事を見つけました。

temita.jp
男女の悩みに対する意識差に関するマンガ。
面白いなぁ~
しかもかなり腑に落ちる。
悩みって何なんでしょうね。