Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

STAP

なんか、許せないなぁ。 とにかく、トカゲの尻尾切り感が半端ない。 STAP細胞の件です。 あの記者会見、ほとんどを小保方さん個人のせいにして他のおじさんは無罪放免っていう風に見えるよね。 別に擁護したい訳じゃないけど、彼女は頑張ったんじゃないの? 一番大事なのは、例のSTAP細胞があるかないかってことなんだし、その検証には一年かかるんでしょ?なら、今そんなトカゲの尻尾切りしてもどうしようもないでしょう? しかも、その一年後に実在すると確認されたらどうするつもりなんだ? 結果をクリアに見せたいから、画像の切り張りしたんなら悪意は無いでしょう。いや、仮に悪意あってもSTAPが実在するならいいじゃん。 周りの大人は、新しいアイデアを正しく検証してあたたかく見守るべき。そうでないと、若い研究者なんて出て来られないよ。 潰したいなら、その結果の出る一年後に潰せばいい。 周りを囲んでいた大人達はもちろん、会社も一緒にね。 この問題は、ある意味根深いと思うんです。 新しいアイデアを持った人が自由に表現できる場を失うような危機感を覚えます。 日本には本当はもっと素晴らしい若者がたくさんいるんじゃないかな? 例えば科学なんていう分野に関しては、某国に渡ったほうが自由に研究できる。 国家的な援助体制が整ってるからね。 しかもそれがその国のエンジンになるってわかってる。 新しいアイデアには賞賛を持って迎えようよ。 多少の小さい間違いなんていいじゃない。不正があったっていいじゃない。 それを超える新発見が、夢があるんだから。 一年後に本当にSTAP細胞がなかったって証明できるのかね? そんな考えしか無いあんた達に。 その労力を、存在するって方にかければひょっとしてミラクルが起きるかもしれないよ。 なんて思いました。