8/25(木)は銀座でライブです。
いつも金曜日にライブになることが多かったのですが、今回は木曜日、今回は木曜日です。大事なことなので2回言いました。
いつも金曜日は都合が悪くて来られなかった方にもぜひ来ていただきたいです。
では今回は、ちょっとコラム的なやつを…
ライブというのは、逃げ道はありません。そのままの自分が出てしまいます。
口パクがメインというアーチストも実はたくさんいて、10年くらい前にそれを問題視したテレビ局が口パクを禁止した事がありました。
実力の伴わない演者はそのまま晒されてしまうので、ある意味淘汰されるのです。
テレビ局側としては、生とうたっておいて口パクを行うのは詐欺的な行為であるとの認識があったらしい。
ポップスの世界では、楽器のソロをレコーディングバージョンとほぼ同じ物を演奏したりする。聴衆はレコーディングと同じ物を聞きたがるからだ。
ジャズではソロでアドリブしない事などほぼない。アドリブが1番の聞き所だからだ。
自分としてはアドリブしないソロ演奏など、口パクと同じ感覚がある。
ではクラシックの世界ではどうだろう。
クラシックのミュージシャンは基本的に譜面通りを目指すことが多い。
しかしモーツァルトなどは即興的な演奏を売りにしていたなんてこともある。
作曲家と演奏家は別という認識もあるんでしょう。
アドリブ(即興)が一番偉い訳じゃないけど、その時のその感覚でしか出てこない一発勝負にこそジャズの本懐があると考えます。
それではレコーディングされたジャズとはなんだろう。
それは大いなる記録。当たり前だが、素晴らしいものはくり返し聴ける。記録されてしまうと、音は固定化される。
しかし、そこは矛盾とは呼ばれない。
ビートルズのジョン・レノンは、ライブではファンが熱狂して音楽が聴けない事どう思うか尋ねられた時、「ビートルズを聴きたければレコードを、見たければコンサートに来ればいい」と言放った。
ライブでの音楽表現を諦めていた格好だ。
ライブはいいものです。特にジャズはライブに向いた音楽です。
是非足を運んでください。
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今回初共演の生田さんはYoutubeで上げていらっしゃる素晴らしい演奏を発見してしまいました。
いや~、本当に楽しみです。
生田さん、よろしくお願いします!
というわけで、夏の僕のライブは今回8月25日木曜日です。
ぜひご来場下さい!
8/25(木)
栗原晋太郎(ts,ss)、生田さち子(P)
Open 19:00
1st set 19:30〜20:30
2nd set 21:00〜22:00
Close 22:30
Music Charge ¥3,080
Table Charge ¥550
※前日までのご予約、女性のみのグループ、学生の方にはTCをサービス♪
※お一人様2品(ドリンク or フード)以上のご注文をお願いしております。
ACCESS
東京都中央区銀座6-3-12 数寄屋ビル4階
(ビルの入口は交詢社通り沿い、1階「銀座815」右手の通路の奥にエレベーターがあります。
目印は、右隣のビルの寿司「写楽」の看板。)
東京メトロ 銀座駅 C2出口 徒歩3分
日比谷駅 A13出口 徒歩4分
JR 有楽町駅 銀座口 徒歩5分
Tel: 03-3571-9277
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