Chasin' the Sound 5th

Sax/Fl Player, Sound Designer 栗原晋太郎のOfficial Blog

ペットという存在

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殺処分という言葉は日本では主に動物に使う言葉です。
ヨーロッパ等では、ペットへの扱いが日本とは違い、殺処分を全くしていない国もあるそうです。

ペットとして飼われていた動物が、人間の勝手な都合で捨てられ、引き取り手がいなければ殺される。
勝手なもんです。
もう、ペットを売る方も買う方もその動物への責任を法律で決めなくてはいけない時期かもしれません。

売る方で言えば悪質なブリーダーの存在。
不衛生な環境で無理やりに繁殖させられ、約に立たなくなれば殺される。
ペットショップにしたって、結局は商品ですから売れずに大きくなり過ぎれば値段を下げていく。
下げれば意識の低い飼い主の元へいく可能性が上がる…
なんかね、人身売買はもちろん犯罪なんですが、動物のそれも同じ感じがしませんか?

ちゃんと法廷で宣誓的なことをして、責任の所在をハッキリさせ、その上で初めて欲しい犬種のブリーダーに必要な数だけ繁殖させてもらう。(いや、それもどうかと思うな…飼育する環境を含めて厳格な資格を得て、その上で保護が必要な犬とお見合いするって方がいいな。)
それぞれの動物には(可哀想だけど)GPSを埋め込み、所在を常にハッキリさせる…。

このくらいはやらないと、動物は守られない気がしてならないんです。
ここまですると、飼うのにものすごい覚悟がいる。

でね、さらに言って犬猫はそれでいいとしても、日々大量消費されていく牛豚鳥たちはどう扱う?
そこだけ軽く見るの?

もう、動物の話すると最終的にはここに行き着くんですよ。
そこには多くの矛盾がある。
人が生きて行くには動物たちの命をいただかなくてはならない。
命は本来等しく大切。
食物連鎖の頂点に立つライオンは食べ過ぎれば結局は自分たちが飢える。
自然が自動的にバランスを取ってる。
人間は最早そこには属さなくなったので、バランスはその倫理観が取ることになる。
すると、人類の友達、犬猫の命は牛豚の命より大切になる。
なんか変だけど、そんなもんだよね。
食べて命を奪うのはまだ殺処分よりはましという事なのかな。
だとすればやはりペットになりえる動物は法律で保護しないと、悪い飼い主にあたって酷い事になる場合もある。
昆虫とか植物はこの中には入れてもらえないの?
そりゃ、無理だよ。
やっぱり命には重い軽いがあるんだね。
ないよ、ないけど…。

ひとつの命より、その種の保存が大切。
この前提に立てば生命にはより重いものと軽いものがあることになる。
弱い生き物は沢山産み、強い生き物はその遺伝子を残すため、絶えずメスをめぐって命を賭けて戦う。
人間と絡むことでその種を長らえてきた犬猫の仲間は人間にどんな風に扱われてもある意味で自業自得。
そこを分かった上で可愛さ、人懐っこさに磨きをかけてきた。

僕はペットは飼いません。
なんか姉の飼っている可愛い犬を見るたびに考え過ぎちゃって…。
とてもとても飼えないのです。