Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

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しくじり先生という番組に、TM ◯ETWORKのギターだと思われていた人が出て、盛大に自身の暴露話をしました。
コアなファンの人達の間ではもう有名な話しだったそうですが、ライトなファンとか一般の人にはとても衝撃的な告白でした。

なんと、デビュー以来ずっとギターを弾いたふりを続けていたんだと!
あのバンドがこれほど売れるとは予想していなかったこらこその嘘だったんでしょうが、本人は辛かったと語っていました。

以前のエントリーでも書いたんですが、もはやライブに音楽を求めることは発信する方にしても重要とは考えていないということです。saxman220.hatenablog.com

 

 元々その人のパートはキーボードで、同じキーボードで音楽的に中心となっていたメンバーが、音の主軸を打ち込みへとシフトさせていくと、キーボードは2人必要なくなった。
アコースティック・ギターをちょっと触ったことがある事を知っていた中心人物は迷いなく、とりあえずギターでもやっててよと言い放った。
しかも、音は出さなくていいと…

打ち込みとはパソコンや機材での自動演奏の事を意味し、ボーカルやギターなどの上モノがいれば音楽として成立するんです。
ステージ上で再生ボタンを押したらもうお仕事終了。

後がなくなったしくじり先生は、仕方なく弾けもしないエレキ・ギターを担いでステージに上がり、手元のアップが来るとギターを手前に引いて悦に入った風を装う。
ギターの経験者であれば、すぐに気付くことだったようで、ファンの間では語り草になっていたらしいです。
「あの人はギター弾いていない。」と…

時代は巡り、そのバンドの役割も終わった今になって告白。
僕はそのバンドに興味を持ったことがなかったので、なんとも思わなかったけれど、深くコミットしていた気付かぬ素人ファンはどう思ったんでしょう。
やっぱ裏切りと映ったんじゃないでしょうか。

その番組の終わりで、今は練習して弾けるようになったと生演奏を披露していました。
そんな事知らないよ。
そんなの誠実じゃないよ。
墓場まで持って行くべきじゃないの?

 
明後日1/21は朋友、平良亜矢子さんのお店、銀座The Deepにて二回目のライブです。
ホントにすぐ目の前でピアノとのDuo。
お酒を飲みながら聴きに来て下さい。

1/21(木) 栗原晋太郎Duo Live
Jazz & Soul Bar「The Deep」
中央区銀座6-3-12 数寄屋ビル4階(1階ドトール)
03-3571-9277
Web site The DEEP

Music Charge ¥2,800
Table Charge ¥500(前日までの予約/女性/学生の方はサービス)
※お一人様につき、2ドリンク(or フード)以上のご注文をお願いしております。

Open 19:00
Live time
1st 19:30〜 / 2nd 21:00〜 / 3rd 22:30〜 (各45分程度)