Chasin' the Sound 5th

Sax/Fl Player, Sound Designer 栗原晋太郎のOfficial Blog

映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』

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最高でした。
踊りたくなる映画でした。実際体揺らしてたし。

何より主役のチャドウィック・ボーズマンがJBに似ているのが凄い。なんかしゃべり方もかなり寄せてる。

JBは完全な天才。これはもうマイルスにも匹敵する天才。
全てが聞こえていたし見えていたと思いますね。彼以降の音楽全てに彼の影響が残ることも予見していた様です。

白人のプロモーターが初めてこの真新しい音楽を聞いたとき、メロディーが無いじゃないかとのたまわっていました。理解の外側にあったんだからしょうがない。多くの革新的なミュージシャンは多かれ少なかれ、こういう批判にさらされるんですよね。

リハーサルのシーンでは、サックスのメイシオ(もちろんアルトだが、映画ではテナー持ってた。)がリハーサルに疑問を持ったとき、「お前はなんの楽器をやってるんだ?」「サックスです。」「違う!ドラムだ俺たちはみんなドラムを演奏してるんだ!」という感じのやりとりがありました。

これって、JBの音楽を全て体現してる言葉だと思いました。

あと、グルーブについて白人のインタビュアーがたずねたシーン。なんとか文章にするために具体的な言葉を欲していましたが、JBは一喝。感じるんだ、言葉にはならない。

もうね、なんというか最高ですよ。
どうしようもなくかっこいい。
苦労した幼少期も母親との関係もいろいろあるけど、全て才能で蹴散らしてきた。
神なんですよ、神。
神だからいいも悪いもない。最後まで理解してくれたのは親友のバードだけだったかもしれないけど。

全ミュージシャンに告ぐ。
We must go.

ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~オリジナル・サウンドトラック:the best of JB

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