Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

入山アキ子さんというボーカリスト

121111_入山アキ子Band ミュージシャンの音楽への関わり方は様々だ。 Japanese Soul Musicである“演歌”のボーカリストの場合はどうだろう? 昨年一度、そして今年も共演を果たすことになった演歌のボーカリスト入山アキ子さん。 彼女の歌の力は他ジャンルのボーカリストにはない説得力がある。 バンドは歌なしでリハーサルをこなし、半信半疑で本番に臨む。 そこではじめて、主役の登場だ。 答え合わせ。 入山さんの歌は、完全な回答をミュージシャンにもたらす。 多少のバンドの粗など全てかき消す絶対的な説得力。これがなければ演歌のボーカルは務まらないのだろう。 この包容力を知ってしまうと、バンドだけのリハーサルも安心感を持って望める。 演歌というジャンルには他のジャンルにはない“型”というものが強烈にある。 ほとんどの楽曲はその型の外に出ようとはしない。 だとすると、後は歌い手の持つ歌の力の問題になる。 なので分かりやすいのだ。 すぐに覚悟みたいなものが発露する。 運や才能は別問題として、歌にはそういうものが垣間見える。 入山さんの歌にはとにかく説得力があふれている。 今年はもう一度共演させていただけるステージがある。 大切に努めましょう。嗚呼、勉強になる。 http://ameblo.jp/iriyamaakiko/