After Live at GINZ 9/9
サックスのプライベートレッスン
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Liveから2週間以上が過ぎました。
遅ればせながら、ご来場いただきました沢山の皆様に御礼申し上げます。
怒涛のように過ぎてゆく時間の中で犠牲になるのはこのBlogばかり…
でも、振り返って思ったことを書きます。
9/9のLiveはまさにインプロビゼーション(即興)が主体でした。
そのリハーサルはまさに確認作業でしかなく、本番の予想はとても立てにくいんです。
もちろん最低限の打率はキープするんですが、実際どうなるのかはやってみなくちゃわからない。
予想外のスパークが人と人との間で生まれ、最高の時間が過ぎることもある。
この《人と人》というのがポイントで、何もメンバー同士のそれ限定というわけではないのです。
もしかしたら音響や照明などのスタッフとだって有得る。
本番直前の一本の電話、メールでということも有得る。
それともちろんお客さんとのスパーク。
その場にいられなかった遠くにいる大切な人とのスパーク。
そういうのって本当に大事なんです。
即興主体の音楽はその意味でLiveでこそ意味がある。
ビートルズ時代のジョン・レノンはインタビューで、「ビートルズのコンサートは音楽とは関係無い」と発言しています。
これは、熱狂的オーディエンスがLiveでは音楽をきちんと聴いていなかったということに端を発しているそうで、確かにお祭り感がまず先行するのでしょう。
PopsにおけるLiveとははそういうものだと。
そして徐々にLiveでは再現不可能なアルバムを次々と発表するんですね。
しかし、Jazzのような音楽は華麗なる一回性といいますか、繰り返し同じものを聴くという行為を本来否定している音楽ですので、事情は全く違っています。
僕たちはその瞬間に集中する。
その中で起こる様々なスパークを期待して。
火花を散らすように。
その意味で、今回のLiveはなかなか良かった様な気がしています。
多忙なメンバーもこの日のために、最大限の努力をしてくれました。
ゲストボーカルの平良さんもすばらしかった。
なにより、長時間付き合っていただきましたお客様がすばらしかった。
お蔭様です。
また、色々な形でよいステージが作り出せるように頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました!