疾走する帝王マイルス・デイビス
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ずっと前に見逃した~と嘆いていた番組がありまして、最近僕のTwitterのTL上にその番組動画を発見しました。(Shibaさんありがとう!)
僕が地上波で見た時には番組は後半に入っており、残念だったことを覚えていた番組です。
ETV特集 疾走する帝王マイルス・デイビス~菊地成孔のジャズ講座~
マイルスの自伝も当然読みましたし、マイルスの音楽を聴き演奏もしある時期は研究もしてきました。
でもこうやってまとめられると、やっぱり面白い。
特別な人であり、特別な人生だった。
なんかものすごく高い次元での飽きっぽさがある人だった様にも感じられます。
どんどん次に行く。
次に行くって事は、今までのことを捨てていく事だしそれは勇気のある行動なんです。
「古いのが聴きたきゃ、レコードを聴いてくれ」
とかくミュージシャンはそれほど多様な音楽性を持っているわけではありません。
有名なミュージシャンでも、特徴的な“型”を持っています。
音楽性がポップになればなるほどその“型”はがちっと固まっていて、大きく逸脱することはない。
逸脱は聴衆を裏切ることになって、人気を左右するから。
その人のアイデンティティーを左右するから。
特に日本のミュージシャンにはその傾向が強いかもしれません。
マイルスやコルトレーンはその人生で、何度も音楽性を変化させる。
何かに導かれてたのではなく、自らの意思で。
または自らの欲求の満足のために。
見てない人、まだマイルスを知らない人、Jazzを聴いてみたい人は是非見てください。