新年のご挨拶と、映画「ノルウェーの森」
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大晦日に思い入れ深い「ノルウェーの森」の映画版を観に行きました。
村上春樹氏の手による純愛小説の映画化。
この作品がきっかけで、読書を楽しめるようになったという思い出があります。
鮮やかな赤と緑の装丁と金色の帯。
なんだか理由もなく惹かれていきました。
それに文章がどんどん自分の中に入り込んで来る様な、そんな感覚になったのを覚えています。
今でも僕の中で特別な作品なんです。
普通はそういう思い入れの深い作品の映画化ってがっかりすること多いじゃないですか。
でも、今回は違ってました。
そりゃ原作にある重要なシーンが無いとかそういうのはかなりあったけど、音楽も含めて素晴らしかったと感じました。
特に直子役の菊地凛子さんの演技が素晴らしかった。
レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドの手によるサントラもかなり胸に迫りました。
糸井さん、細野さん、ユキヒロさんがちょっと出てたのもよかったなぁ。
映画に行ってパンフレットなんて買うことはほぼ無いんですが、今回は買っちゃいました。
主人公がレコード屋でバイトするんですが、その商品であるLPレコード(この言い方が古めかしい。)のジャケット風になっています。
これから行く方、是非パンフレットを手に入れてください。
インタビューたくさんあるし、内容充実です。
というわけで、2010年の締めくくりとして最高の一日でした。
なんだか今年、よい年になりそうな予感がビシビシきてます。
うさぎのようにピョンと跳ねた。
そんな一年になるといいな。
今年もよろしくお願いします。
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