奇策
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昔は『巨人の星』にもあるように、大リーグと訳すのが普通でした。
今年引退の野茂選手以来、日本人選手の活躍は目覚ましく、アメリカの野球も日本国内で文字通りメジャーとなり、原語通りメジャーリーグと呼ばれるようになりました。
今年のワールドシリーズ、フィリーズ対レイズというカード。
1勝1敗で迎えた第3戦、白熱の試合は4対4で9回裏フィリーズの攻撃。
先頭打者ヒットのあと、ピッチャー暴投後キャッチャーの2塁悪送球の間にノーアウト3塁のピンチ。
ここで、レイズの監督奇策に出ました。
野球の様なスポーツの場合、戦略はいろいろあれど見たこともない様な作戦なんてもうほとんど無いのが実情です。
たまに、新庄選手の様な変人が敬遠球をヒットにしてみたり、予期せぬホームスチールを成功させるなんてことはあります。
でもまぁ、珍しい作戦なんてそうそうお目にかかれるようなことはありません。
レイズの監督はノーアウトのまま満塁策で2人を歩かせ、ライトの選手を呼ぶと以下の写真のような守備体制を取らせました!!!!!!!
なんと内野に野手5人。外野は2人で守ります。
クリエイティブです。どうにもクリエイティブ。
その後この奇策は功を奏すことなく、レイズの負けで試合は終了しました。
でも、サッカーの試合でキーパーが攻撃参加するくらいの(これはたまにある)インパクトはありました。
そうです、有り得ないことなんて何もないのです。
常識にとらわれないアイデアが、創意工夫が、困難を切り開く鍵となる。
そういうことです。