Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

10/31(月) Duo Live@銀座The Deep

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7月以来のThe Deepでまたもやピアノの川久保さんとDuoでございます。
皆様何卒よろしくお願いします。

Jazzという音楽に僕が持っているイメージは、兎にも角にもインプロビゼーションです。
もう何だったらテーマもそこそこにひたすらインプロビゼーションしていたい(嘘)。
ボーカルの方が例えば歌詞を大事にしたりする様に、僕は今回の様なシュチュエーションなら、とにかくアドリブに重点を置きたいのです。

 “When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again ” (音楽は終わったら消えてなくなってしまう。二度と捉まえる事はできない)

敬愛するエリック・ドルフィーの言葉です。(彼の命日が僕の誕生日であることは僕の数少ない自慢です。)

本来、インプロビゼーションを主体とした音楽は録音されるべきではないのかもしれません。
録音物は、彼の言葉をいとも簡単に否定してしまうからです。
でも録音されていて良かった~。
彼の、言葉にも似た音楽を、今こうして聴けるんですから!

僕はインプロビゼーションが好きです。そう純粋に言うことが出来ます。
なので、僕の音楽の真髄はライブでしか表現できないのかもしれません。

とか言いながら、今回もまたYoutubeに動画を公開しました。


'16 10/31(月) Duo live@銀座 The Deep


オリジナルの楽曲を用意することも出来ますが、それよりもデュオにおけるアドリブと言うものを自分自身楽しみたいのです。
デュオとは二人で行う演奏のことです。
ジャズにはインタープレイと言うものがあって、それはまさしく会話にも似た音のやり取りのことです。
会話の最小単位は二人です。大事な話をする時は大抵二人でしょ?
そうなんです二人という人数は深く潜れるのです。

ビル・エバンスというピアニストはこれを三人で革新的なレベルで行いました。
スコット・ラファロがいた頃の傑作が幾つか残っているので、三人での会話が聴けると思います。

とにかく。

来てくださったお客様には、必ずや何かをお伝えできると確信しております。

そして、ピアノの川久保典彦さんの話し。
僕とのセッションはもう大分回数を重ねました。
一言で言って、デカイ共演者です。
文字通りピアノの音もデカイですが、佇まいもデカイ。
僕が出した音に対する反応もデカイ。
世間には色々と小さい人が多いのは皆さんも認めることでしょう。
デカイって、それだけで魅力的です。
僕は彼のデカさに負けないようにしなくてはなりません。

さぁ、僕の演奏を今ここで聴いてください。
そして、生の音を聞きに来て下さい!

 

 

10/31(月)The Deep @銀座
栗原晋太郎(Sax)
川久保典彦(Piano)
The Deep - Jazz & Soul Bar 銀座

中央区銀座6-3-12数寄屋ビル4F
tel: 03-3571-9277
東京メトロ銀座駅徒歩3分、日比谷駅徒歩4分、JR有楽町駅徒歩4分

Music Charge: 2800
Table Charge: 500
※前日までの予約、女性グループ、学生TC無料
※ドリンクorフード2品以上オーダー制
Open: 19:00~
Live Time: 1st 19:30~、2nd 21:00~、3rd 22:30~(入替無し)