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Chasin' the Sound 5th

Sax/Fl Player, Sound Designer 栗原晋太郎のOfficial Blog

音楽

朋友、飯星裕史の七回忌によせて。

彼が亡くなって、早6年の月日がたとうとしています。 奥様のジャズボーカリスト、平良亜矢子さんより、ゆかりの人々を呼んで何かやりたいと相談を受け、彼女の店The Deep@銀座で何が出来るか相談しました。 結果、全曲飯星曲で生演奏。しかもMMP社長、小川…

ドラマ「カルテット」と映画「LA LA LAND」

宮台真司さんの映画評( ネタバレ注意!宮台さんが語る【ラ・ラ・ランド】 - YouTube )はネタバレが危険なそうなのであれなんですが、ここでのお話はとても面白い。 話題の映画「LA LA LAND」には表現者へのメッセージが込められているという。本当はアートを…

JASRAC、日本の音楽をつぶすのか?

先ずはこのニュース。 www.asahi.com このニュースを見た瞬間、反吐が出ると思ってしまった。JASRACはどこまで日本の音楽をつぶしたいのか。教本として出版されている譜面からはまぁ、徴収されても仕方ないかなとは思うが、教育の現場からは全くのナンセンス…

CUBASE PRO9

テクノロジーはほぼ例外なく何もかもを発展させる。これは困った問題で、ソフトウェアの開発には終わりが無いのです。開発を止めた瞬間、食い扶持がなくなるんですから何がなんでも自動的に開発し続けなくてはならないのです。とうの昔に機能が飽和した僕が…

夏なのに、Autumn Leaves

予定日を過ぎても出てこない次男を待ちきれず、Blog更新です。前回、演奏動画を行ったのは、僕の生徒さんへのレッスンにおいてせっかく完成した曲を誰かに聞いてもらおうと始めたのがキッカケです。僕のiPhoneでマイナスワンを流し、彼らに演奏してもらい、…

7/27 Duo Live @The Deep Ginza

7/27の水曜日は、銀座のJazz bar The DeepにてDuo Liveです。今回は、そのプロモーション用に自宅スタジオでの動画撮影を行いました。以前、あるプロデューサーさんが、自分は言葉でのアピールは聞かない、基本的に音にしか注目しないと言ってたことがありま…

オルタネイト・テイク

僕の友人の中には、大変なプリンスファンが何人もいます。昔のバンド仲間には、愛称がプリンスだった者もいました。先日、日本でも大きく取り上げられた彼の死には、少なからず影響を受けたことでしょう。今年はとにかく大物が亡くなっていきます。世界中で…

違いの分からない男

サックスのマウスピースの話。ぼくは最近、長年の相棒であるOttolink Metal NY 8☆を置きました。そして、Drakeというアメリカのマウスピース職人に手によるマウスピースに変更し、喜々として使用しております。ものすごく気に入ってるからそれ自体には何の問…

Kamasi!

このライブがやばい。 www.youtube.com超大編成のバンドをしたがえて、1曲目からとんでもない高みに上り詰めている。この2016年にして、コルトレーンが乗り移った様な、いやそれを超えて行かんとする覚悟が聴こえる。これはすごい。Kamasi Washington。Flyin…

絶対音感

spotlight-media.jp この記事によると、日本人には実は絶対音感を持っている人が多いそうで、以下の動画でそれを試すことが出来るそうです。 youtu.be ちなみに僕には絶対音感はありません。しかし、この動画での判別テストは割とハッキリとわかりました。 …

マイルスの伝記映画!

マイルス・デイビスというジャズの帝王がかつていました。アメリカではついに彼の伝記映画が作られたそうで、そのオフィシャル・トレーラーが動画サイトに投稿されました。 youtu.be 敬愛するジョン・コルトレーンは生涯に何度も自らの音楽性を大幅に変化さ…

インスパイヤされて、オマージュした上でサンプリングしたとしても…

メリークリスマス。とは言っても、今回の記事にクリスマス感はありません。出だしと写真だけ…パクリ。いきなりの強いお言葉。マキタスポーツも著書「すべてのJ-POPはパクリである」のなかで述べている通り、完全なオリジナルなんて最早無いというのは客観的…

AI化の波からミュージシャンは逃れられるのか?

www3.nhk.or.jp 就業者の49%「将来、機械や人工知能で代替可能」 NHKニュース18世紀半ば、イギリスで起こった産業革命でも技術革新によって上記のニュースの様な状況はあったはずでしょう。でも、最新のテクノロジーの進歩のスピードは当時の比じゃない。今…

ヘタウマ。

まず表現したいことが強烈にある。それをするには例えば音楽だったら楽器の練習をしなくちゃならないかもしれない。でも、そんなことしてたら胸のうちにあるモノが消えてなくなっちゃう。もういいからとにかくそこにあるものだけでやっちゃうんだ。初期衝動…

焼肉ジャズ

映画やドラマで使われる音楽には、そのシーンを盛り上げる為の機能があります。悲しいシーンなら悲しく聞こえやすい音楽を用意します。CMやラジオ番組などで使われる短いジングルと呼ばれる音楽にも対象を記憶に残してもらうという機能があります。初めから…

表現と音色

パソコンで音楽を作っています。パソコンにDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるソフトを入れて、USBでキーボード(鍵盤)をつなぎ、せっせと音楽を作ります。ある時、自宅にピアニストを招いて、パソコンにつながったキーボードでレコーディングを行い…

自由なんていらない?

先日、珍しい仕事でエヴァンゲリオンしばりの音楽というのをやってきました。アニメ、エヴァンゲリオンで使われた音楽だけを演奏するというものです。僕は他にも、ジブリしばりとかトムとジェリーしばりとかいろんなしばりで演奏してきた経験があります。も…

すみだジャズを終えて

8/15、16の両日、墨田区は錦糸町を中心に都内最大のジャズフェスティバル「第6回すみだストリートジャズフェスティバル」が今年も無事に開催されました。このイベントは基本的にボランティアの方々によって運営され、無料でライブを楽しむ事ができます。ボ…

Jam Session

ジャズミュージシャンはリハーサル無しに集まってその場で曲を決めてせーので音を出します。多くのジャズミュージシャンは、例えばスタンダード曲がいくつもあって共通言語が多いのでそういう事が可能になります。そんな場で目立つには、突出して楽器が上手…

7月17日です。コルトレーンの命日です。

自分の葬式でかけて欲しいアルバムのナンバー1はジョン・コルトレーンの「至上の愛」です。割りと葬式というセレモニーでもいい感じにマッチするアルバムです。こうやってApple Music越しにコルトレーンを聴くのもなんだか面白い。 今はモンクとのライブ盤、…

言葉とメロディー

歌詞は言葉だから、具体的にシンプルに言うことも出来る。でもメロディーそのものにはそういう力はないんじゃないかと思っています。 象の背中 旅立ちの日 - YouTube この動画を見て、僕は割りとしれっと涙がでます。これは何による涙なんだろう。この曲は確…

どうしてもある、バンド内格差問題

ボーカルって凄い。ポップ・ミュージック、特にバンドにおけるボーカルは重要度で他のパートの追随を許しません。そのバンドの方向性を決め、世界観を決め、存在意義をも決めてしまう。次いで重要なポジションといえばやはり曲を作る人。しかし、優秀な作家…

カルチャーショック

サックスは木管楽器です。 よく管体が金属製なのでトランペットなどと同じ金管楽器に間違われますが、あくまで木管楽器なのです。 現代のフルートなどは、100%金属製であるにもかかわらず依然として木管楽器に分類されます。サックスはまだ最重要パーツであ…

映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』

www.youtube.com 最高でした。踊りたくなる映画でした。実際体揺らしてたし。何より主役のチャドウィック・ボーズマンがJBに似ているのが凄い。なんかしゃべり方もかなり寄せてる。JBは完全な天才。これはもうマイルスにも匹敵する天才。全てが聞こえていた…

マウスピースをめぐる旅

サックスのマウスピースとは、通称唄口(うたくち)といって口で直接くわえるパーツのことです。あまり知られていないですが、サックスにおいて最も音に影響するパーツの順番とは、以下のようになります。リード→マウスピース→楽器最も影響が少ないのが楽器と…

友野龍士わくわく和太鼓コンサートvol.9を終えて。

友野龍士わくわく和太鼓コンサートvol.9 が終了しました。和太鼓のコンサートってもちろん太鼓がメイン。プログラムを工夫して、色々な可能性をみせることでショーとして完成させるわけですが、たまには変化球が必要になります。もともと、和太鼓って後ろに…

Victor Wooten at TED - Music As A Language (Japanese Subtitles)

ビクター・ウッテン。 カタカナにするとどうしようもなくユーモラスな名前のこの御仁は、驚異的なテクニックを持つベーシスト。僕のイメージでは、果てしなく難しいことをさらりとプレイしてみせるテクニック重視のインストルメンタリスト。音楽家というより…

ブレッカーの楽器!?

僕はテナー吹きでコルトレーンとブレッカーを支持しない人を信用していません。 元来テナーサックス奏者にはイノベーティブな人が多く、Jazzという音楽の発展に深く寄与していました。 その中でも特にコルトレーンの果たした役割は大きいものがあった。 そし…

After the Electro Swing Party @ Le Baron de Paris 5/10

ダンサーは新しい数分間のShowを生み出すのに、 何時間もの時間を費やす。 そのほとんどは深夜遅くに生み出され、疲れた体を引きずって次の日を過ごすことになる。 時間も想像力もなにもかにも総動員で、ギリギリのスケジュール。 彼らはなんでもない様なこ…

After 4/13 Moonlit Lounge @Jicoo the floating bar

オーガナイザー、スタッフの努力と経験が一つのショーを完成させる。 もう何回目になるんだろう、このJicooというじゃじゃ馬との付き合いは。 とにかく船なんですよ基本。なので音を作るのは本当に大変。 特にわれらがJoiさんのスタイルで、まともに演奏が出…

3/10 Duo Live @越谷 Panthalassa 後記

3/10 越谷Panthalassaにお越しいただきました皆様ありがとうございます。 アメリカ留学時代、ドミトリーの狭い練習室の中でベーシストと2人、ガラス張りの練習室が曇ってしまうほど毎日毎日激しく練習していたのを思い出しました。 ベーシストとのDuoとは、…

入山アキ子さんというボーカリスト

ミュージシャンの音楽への関わり方は様々だ。 Japanese Soul Musicである“演歌”のボーカリストの場合はどうだろう? 昨年一度、そして今年も共演を果たすことになった演歌のボーカリスト入山アキ子さん。 彼女の歌の力は他ジャンルのボーカリストにはない説…

ジャンル

一人1ジャンルというのは音楽的な理想形で、優れたミュージシャンにはそういう人が多い。 ただ、ジャンルにこだわる人も多い。 ジャンルって要は区分けなので、人が物を選ぶときの指標になる。 そのジャンルに属していると宣言すれば、そのジャンルの好きな…

脚色と補正

音は空気を伝って人の耳に届きます。 音の源たるモノから一直線に音は届きます。しかし実 際には四方八方に音は広がっていきます。無秩序に広がった音は例えばその部屋の壁なり天井なりに反射してまた改めて人の耳に届きます。ぶつか り合う音たちは複雑に反…

After Live at GINZ 9/9

Liveから2週間以上が過ぎました。 遅ればせながら、ご来場いただきました沢山の皆様に御礼申し上げます。 怒涛のように過ぎてゆく時間の中で犠牲になるのはこのBlogばかり… でも、振り返って思ったことを書きます。 9/9のLiveはまさにインプロビゼーション(…

カラフルなモノクロ写真~音楽家レイ・ハラカミ逝く~

音楽家のレイハラカミさんが享年40歳という若さで他界されました。 最近有名人が亡くなるニュースが続いていますが、ハラカミさんが亡くなった知らせは、僕には特別に響きました。 人のアンテナに直接触れるような音楽を作ることの出来る、まれな存在。 解き…

疾走する帝王マイルス・デイビス

ずっと前に見逃した~と嘆いていた番組がありまして、最近僕のTwitterのTL上にその番組動画を発見しました。(Shibaさんありがとう!) 僕が地上波で見た時には番組は後半に入っており、残念だったことを覚えていた番組です。 ETV特集 疾走する帝王マイルス…

My one and only Love

震災直後の3/19。 多少悩みもしましたが、Liveを行わせていただきました。 僕らは全3ステージそれぞれの冒頭に、今回の震災の犠牲になられた方々に向けて鎮魂の一曲を用意しました。 その中の1曲「My one and only Love」をここに紹介させていただきます。 …

成熟した芸術

タイトルは忘れましたが、NHKで東京藝術大学の学生を訪ねる番組をやっていました。 通称芸大には美術と音楽が学部として存在し、いずれももちろん国内最高峰。 その番組は美術部の学生にスポットを当てるものでした。 彼らのイマジネーションはすごい。 とに…

和太鼓奏者、友野龍士くんがくれたもの

先週末、和太鼓奏者友野龍士君のコンサートに出演してきました。 彼は才能豊かな若いミュージシャンであり、知的障害と共に生きる人でもあります。 初めて出会ったのは1年前。 天真爛漫なキャラクターでテンション高く、初めてのサックスとの共演を楽しんで…

Body & Soul Live in Tokyo Open Air 2010

NYで行われていた伝説的House Party、Body & Soul。 もうNYでは行われなくなりましたが、ここ日本では盛り上がっています! 昨年11月に新木場ageHaで行われた同イベントには、Joi Bandのメンバーとして出演もさせていただき本当に光栄なことでした。 そして先…

完全な自由

いつものようにとあるプロジェクトのリハがありまして、事前に用意されたモノが無いことに恐れながら参加してきました。 要は内容が簡単であるか、主催者側の完全ノープランかのどちらかということは決まってるわけです。 僕はアメリカに勉強に行っていた時…

After Live at 東京ミッドタウン A917

もはやライブしかないんじゃないのかという非常にもっともな感想を持ちました。 CDが売れないのはリスナーが減ったせいなのか? はたまたインターネットという存在のせいなのか? 録音して、ある意味完成された媒体は、形を成すことに意味がなくなっているの…

Propellerhead Record

PropellerheadのRecordを導入しました。 これでCubaseとのRewireが断然やりやすくなります。 音楽制作はほとんどPC一台で行う時代になり、機材(ソフト)の値段ももしかしたら1/10位になったのではないでしょうか。 とにかくいい時代です。 思い起こせば遠い昔…

魅惑のサックスとともに

このパンフレットになんて書いてあると思います? 「魅惑のサックスとともに 栗原晋太郎QUINTET」 実際にはQUARTET+Vocalという編成でのライブだったというおちゃめな落ちもついています。 行ってきました久々の地方遠征。 呼んでいただいた福島県相馬市の皆…

2010Blog始め

言わせて下さい。 「あけましておめでとうございます」、と。 忘れていたわけではなく、なんだかんだといろいろタイミング的にもありまして放置プレイ状態となっておりました。 本日ただいまから、今年のBlog始めとさせていただきます。 年末年始はプロデュ…

After Live at RESPEKT

先日もたくさんのご来場ありがとうございました。 今回のLiveは非常にお客さんとの距離が近く、前の方の方には生の音も聞こえたんじゃないかと言うほどでした。 よい演奏をすればダイレクトに反応が返ってくる。 これがLiveだと感じます。 そしてそして、Mix…

After Live at ageHa.

すばらしいステージに、すばらしいオーディエンス。 この夜は、自分たちの中でも伝説の夜になりました。 かつてNYで毎週行われていたイベント“Body & Soul”が、 この日本で、今年は新木場ageHaという大きな箱で行われました。 Deep Houseという一つのジャン…

After Live at 梁田寺

8/29の「かがり火の中の和太鼓コンサート 」無事に終了しました。 明るい時間から、太鼓まみれの一日となりました。 参加された皆さん本当にお疲れ様でした。 太鼓とはすばらしい表現力を持った楽器だと言うことが本当に分かりました。 健常者も障害者も関係…

Freedom Sunset

GWも終わった5月の週末、江ノ島展望灯台の下行われた“Freedom Sunset”に参加してきました。 Port of NotesやKaoru Inoueなど豪華アーチストとともに、江ノ島のSunsetをバックにパフォーマンス。 天気は最高、ビールが美味い! 僕はJoiのBandメンバーとして出…