Chasin' the Sound 5th

サックス(フルート)/ サウンド・デザイナー 栗原晋太郎のオフィシャルブログ

謹賀新年

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 あけましておめでとうございます。
 今年のお正月は例年になく暖かで、拍子抜けでした。

  昨年は次男を授かり、お陰様でよい年となりました。相方の育休も半分をとうに過ぎ、僕たち家族は新しい局面を迎えつつあります。  僕の家族の人数はこれでFixです。

 そうなれば、色々と考えやすくもなります。
 僕の相方は、もっと自分に投資しろと言ってくれます。無論、無駄遣いの容認ではありません。必要なことにはケチるなという事です。

 であれば、今年こそは何かの元年にしなければと思うのです。

  読者の方々におかれましては、今年一年僕がこうしたネットメディア上においても、現実においても、万が一これまでと違う動きがなかったら、ツッコミを入れていただけないでしょうか?ははは(笑)、そんな面倒な事出来ませんよね〜。

  いろいろ気にせず、とにかく何か動き出そうとムズムズしてるのです。
 僕ができることは、そんなに多くはありません。限られたリソースの中で何ができるのか。24色の色鉛筆ではなく、12色でどこまで出来るのか。僕はそういうのが、意外と得意な方だと思っています。

  今年初めてのBlogは初めてGetしたiPadで書いてみました。この液晶のキーボード、嫌いじゃありません。指先がパタパタと鳴るのが聞こえる、子供も寝静まったこの時間。大切にしていこうと思います。

End of the year

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今年一年もあっという間に過ぎてしまい、改めて驚いています。

年をとると時間感覚が若い頃より早くなることはよく知られています。
このままその感覚が続けば、体感として、残りの人生は短く感じる。

ラジオで一年12ヶ月、夏の終わりから年末までが特に早く、なんだか毎年2ヶ月くらいは損してる様な気がすると言ってましたが、ホントにそう。
秋が短いせいもあるんだろうけど。

時間はあっという間に過ぎていく…

今年は7月に次男を授かり、嬉しくも慌ただしい一年でした。
乳幼児は初め何も知りません。
自分に手があり、足があることも初めは知らない。
徐々に気付いていき、毎日が人生初だらけ。
首が据わり、見ることを楽しむようになった今、いつも側にいるこのオジサンはいったい誰なんだと思ってるんだろうなぁ。

このblogもどうにか一年続けてこられました。
週一更新を目標にしていましたが、それは無理でしたねぇ。
でもまぁ、初めての動画投稿も果たしたし、また来年もこんなペースでやっていきます。

今年最後のぼんやり回でした。
With best New Year’s wishes.

CUBASE PRO9

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テクノロジーはほぼ例外なく何もかもを発展させる。
これは困った問題で、ソフトウェアの開発には終わりが無いのです。
開発を止めた瞬間、食い扶持がなくなるんですから何がなんでも自動的に開発し続けなくてはならないのです。
とうの昔に機能が飽和した僕が長年愛用するDAW(デジタル オーディオ ワークステーション)は、今年もまたアップデートしました。
新しいGUIは、一画面で素早く作業が出きるようになりました。
サンプラー機能が内包され、高機能な上に軽い動作。手軽すぎてビックリします。

あっ、DAWとは音楽を作るためのソフトウェアで、その発展にはめざましいものがあります。

ソフトウェア会社はもうどうしていいか分からなくなっている事でしょう。
とにかく足し算でここまで来ているんです。
しかし、足し算はもはや出来ない状況まできました。
これまでにないイノベーションを待つしかない。

ここで出てくるのは禁じ手、AI。

全ての人の仕事に取って代わろうとするこの技術は、クリエイターをも飲み込もうとしています。
我がCubaseがこれに飲み込まれたら、どうしたらいいんでしょう。
でも、多分、開発は始まっているはずです。
音楽はAIに作らせればいい。
そう言う時代は必ず来ます。

その意味で、これからのミュージシャンはアナログ的でなければ駆逐されてしまいます。
インスタントに誰でも出来ることは、全て例外なくAIに持っていかれます。
空恐ろしい事です。