End of the year
今年一年もあっという間に過ぎてしまい、改めて驚いています。
年をとると時間感覚が若い頃より早くなることはよく知られています。
このままその感覚が続けば、体感として、残りの人生は短く感じる。
ラジオで一年12ヶ月、夏の終わりから年末までが特に早く、なんだか毎年2ヶ月くらいは損してる様な気がすると言ってましたが、ホントにそう。
秋が短いせいもあるんだろうけど。
時間はあっという間に過ぎていく…
今年は7月に次男を授かり、嬉しくも慌ただしい一年でした。
乳幼児は初め何も知りません。
自分に手があり、足があることも初めは知らない。
徐々に気付いていき、毎日が人生初だらけ。
首が据わり、見ることを楽しむようになった今、いつも側にいるこのオジサンはいったい誰なんだと思ってるんだろうなぁ。
このblogもどうにか一年続けてこられました。
週一更新を目標にしていましたが、それは無理でしたねぇ。
でもまぁ、初めての動画投稿も果たしたし、また来年もこんなペースでやっていきます。
今年最後のぼんやり回でした。
With best New Year’s wishes.
CUBASE PRO9
テクノロジーはほぼ例外なく何もかもを発展させる。
これは困った問題で、ソフトウェアの開発には終わりが無いのです。
開発を止めた瞬間、食い扶持がなくなるんですから何がなんでも自動的に開発し続けなくてはならないのです。
とうの昔に機能が飽和した僕が長年愛用するDAW(デジタル オーディオ ワークステーション)は、今年もまたアップデートしました。
新しいGUIは、一画面で素早く作業が出きるようになりました。
サンプラー機能が内包され、高機能な上に軽い動作。手軽すぎてビックリします。
あっ、DAWとは音楽を作るためのソフトウェアで、その発展にはめざましいものがあります。
ソフトウェア会社はもうどうしていいか分からなくなっている事でしょう。
とにかく足し算でここまで来ているんです。
しかし、足し算はもはや出来ない状況まできました。
これまでにないイノベーションを待つしかない。
ここで出てくるのは禁じ手、AI。
全ての人の仕事に取って代わろうとするこの技術は、クリエイターをも飲み込もうとしています。
我がCubaseがこれに飲み込まれたら、どうしたらいいんでしょう。
でも、多分、開発は始まっているはずです。
音楽はAIに作らせればいい。
そう言う時代は必ず来ます。
その意味で、これからのミュージシャンはアナログ的でなければ駆逐されてしまいます。
インスタントに誰でも出来ることは、全て例外なくAIに持っていかれます。
空恐ろしい事です。
携帯見直し
3GSの時代からずっとiPhoneユーザーで、せっかくあたためてきたドコモを解約してまでSoftBankに乗り換えた口でした。
2年しばりの谷間をむかえ、iPhone7の発売もあっていろいろと検討しました。
っていうか、携帯代って高すぎる。
その結果見えてきたのはこの答えでした。
地下鉄に乗ると、時々見ていた格安スマホの広告。
知識ゼロからいろいろ掘っていきました。
日本の携帯は通信に必ず使うSIMと呼ばれる部品を特定のメーカーでしか使えない仕様にして、選択の自由を奪ってきました。
複雑すぎる契約内容を目くらましに、お年寄りをはじめ、詳しくなくて、そういうのを面倒と考えるユーザーが割を食う。
それと、appleという会社の殿様っぷり。
性能がいいのは当たり前。
だって、ものすごく高価なんですから。
iPhoneの値段出せば、最新式の冷蔵庫が買える。
役に立つのは絶対冷蔵庫でしょ。
これ以上携帯なんかにお金を出したくなーい。
そこで、格安スマホと格安SIMの検討に入りました。
まず、スマホはPC同様、自分の使用目的とのバランスが大切。
自分の場合で言えば、SNSとメールが出来ればほぼ満足。
ゲームもそれ程はやらないし、はっきり言ってiPhoneほどの性能はいらない。
iPhoneには選択肢がないので、他を当たってみました。
そしたら、あるはあるは。
大体iPhoneの1/3くらいの値段で、十分な高性能を誇るモデルはたくさんありました。
その結果選んだのはASUS社製、Zenfone3。
これですら、少しオーバースペックかも…。
そして、格安SIM。
これは安い。
実際に使い出して、これまでと比較してもなにも困ることはありません。(渋谷の昼12時台は遅さが目立ったけど)
値段は僕が選んだNifmoという会社だと、ひと月1,600円で3ギガまで使えます。
じゅ、十分過ぎる。
差額で、飲み代が出そう。
最高です。
先日も身内が携帯ショップにややだまされました。
正確には、よく分からない物を即決で決めてしまう方が悪いんですが、長時間の説明に嫌気がさして決めちゃったと言います。
それも作戦でしょう。
納得いかなければいったん持ち帰る勇気は欲しいものです。
外で使わないiPadを、本体代0円でいいからと、月2,500円×2年間の契約を組まされた。
appleのHPには同じ商品のWi-Fiバージョンが40,000円台前半でのっている。
同じものをそのショップでは6万うん千円でうっていて、大分お得だと説明を受けている。
確かにその携帯業者のHPにはその様に書かれている。
これって詐欺っぽくない?
しかし、面倒くさくなった身内はもういいやとばかりに買ってしまう。
同じ様な事はそこかしこにある。
だまされないために肩肘張らないと現代社会は乗り切っていけないんですな。
疲れます…。